ますます働く事だけが生きる事になる現代、これは遠い夢物語ではなく、
これはやがて来る人類の夜明けの話です。
いつからか人類は、自分等の食料を自分等で作る様になった。
しかしかた方で、狩猟採集そのものが持つ神々しさ、
そこから来る日々の生きる喜びを、枯渇させてしまった。
だから文化活動でそれを補って来たのだ。
生産活動と文化活動がますます無関係になる現代だが、
それを明確に語ること、それが作品のクオリティである。
ここも、夏が終わり収穫期になった。
だからか、だから今日、ここは村祭です。
かって、祭儀なき農産物はなかった。この25日に稲刈りです。
初めてイベントのオブジェを残した6月末の田植え。
ここは地動ではなく天動の世界である。
ガリレオは、「人間の生活は天が動く世界に有る」と言ったのだ。
「それでも地球が動いている」と言ったとされているのは、文化生産領域の事柄である。