人間は、自然を記号化(切り刻む)する生きものである。
人類の文化活動は、人類の生産活動から来る存在乖離による。
それをうまく社会構造化して、永々と生きてきたシステム、それが「いなか」。
風俗、宗教、そのベールをはぐればそこにはナマのアートがある。
アマゾンの先住民が言う、焼畑の収穫物にジャングルで採れた食べ物の様な魂(元記号)を、
だから、人は歌い踊る~
人類は、狩猟採集生活から、好んで農耕牧畜生活を始めた訳ではなく、
止むに止まれず、押し流されてそうなって行ったと言われている。
そこでの住民は、生産がもたらす自然との乖離を、大きな問題として体感していた。
狩猟採集生活には、遙かに充実した生があったからだ。
しかし益々益々現代だから言える、諸々の生物と同じように、
自然と共に生きていた方がはるかに人類は幸せだった。
しかし人類は、サバンナの劣等生だったらしい。
俊足な足も、強靱な歯にも劣り、獲物にたどり着いた時には、
骨だけの残骸になっていた。しかし生きるには、食べられない骨を食べるしかなかった。
そう、骨の中には骨の髄がある。しかし固い。
だから石を、それが人類の最初の道具だったと言われている。
しかしそれが、人類の栄誉そして苦難の始まりだった。