明けましておめでとうございます。
一つのアート活動として始まったちっぽけな企画です。がここにきて、目に見えない何かの息吹きを感じはじめています。急速に変貌する農村社会しかし、その心臓部である農地にしかるべきところからはみ出した作品を据えてみる。
只これだけの事が、とは言っても作家さん達の多労の上にですけれど、時空を超えてある命の炎が再現するようです。それは底抜けに元気だった祭りや、小川にいっぱいのメダカやゲンゴロウ、どんな所にも居た謂わば神々が蘇って来るようです。それはどんどん分業化する社会で、益々疎遠になる生産と文化の宿命的な出会いなのでしょう。
アーティストの皆さん、ぜひ貴方のオブジェを現場(スポット)に据えてみてください。当然、日本中の津々浦々の田舎の、ど真ん中にも、そして是非、私たちの田舎にもお願いいたします。
残念ながら世界はアートが解っているとは言えません。そして私達もまだまだ無力でしょう。
しかし世界がアートを理解すれば世界は、その凄さで凍りついてしまうでしょう。やがてそれは魅力に満ち満ちた世界への一歩になると思います。
そんなことが見え始めた四国の、ふつうの山間のてづくり企画是非、ご協力宜しくお願い申し上げます。