芸術のもの凄い世界を、身を打ち振るわす感動の世界を、
まだ、どんどん行くと当たり前の世界が広がる。
それは、本来の生活でしょう。
だったら、あのものすごい世界は何なのだろうか?
やはりそれは、人類が生きていくために、
自らで自ら必要な物を作る生産が起因となる
「物は手に入れたがどこかおかしい」と感じる言わば
非自然さが生みだすものでしょう。
それ以外には考えられない。
そう、生きることそのものが求めているのではないと思います。
生きることは、当たり前のことですから。
芸術が壮絶な命を捨てて切り開く美の世界は、
この遊離からの回帰作業と、失速した知性に反応する感性暴走、
結果出口なき迷路に入るが、とがミックスしたものと思われます。
と一口には言えるが、ますます肥大化する人間活動を前に、
より強烈な芸術が必要です。
が、それも限界があります。
要は自然回帰型の人間活動に掛っていると思われます。
つまり、たかが人類、only it.のんびりやりませんか、
なんとか生きていけますと言うことでしょう。